2024-04-23
相続した家が空き家になっているケースなど、相続の際に家の解体を検討する事もあると思います。
その際、一軒家を解体するにはどのくらいの費用が必要になるのでしょうか。また、解体をする事でのメリットデメリットも考えてみましょう。
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1・家の解体費用の目安はどのくらい
建物の構造と材料によって費用は変わります。
より複雑な建物や強固な材料でできた建物は、高い費用がかかることがあります。下記は一般的な相場です。
木造 3~5万/坪
軽量鉄骨造 5~7万/坪
鉄筋コンクリート造 6万~8万/坪
平均的な家のサイズ(30坪~50坪)
30坪の場合
木造 90万~150万
軽量鉄骨造 150万~210万
鉄筋コンクリート造 180万~240万
40坪の場合
木造 120万~200万
軽量鉄骨造 200万~280万
鉄筋コンクリート造 240万~320万
50坪の場合
木造 150万~250万
軽量鉄骨造 250万~350万
鉄筋コンクリート造 300万~400万
(ちなみに、2階建てと平屋だと、平屋のほうがコンクリート施工の基礎部分が大きいため、解体費用は高額になるのが一般的です。)
ここで紹介している坪単価は、単純に建物本体を解体するため費用です。付帯工事によって、金額は変動します。
下記は、変動する要因です↓↓↓
・解体費用が変動する要因
立地条件
アクセスが容易かどうか、重機が使えるかどうか、近隣への影響がどうか。
廃棄物の量
廃棄物の処理方法によって費用が変わります。古くからの家で、残置物が多くあったり、浄化槽や、井戸が埋まっている場合もあります。
アスベストの有無
2006年以前の建物だと、アスベストが使用されている可能性があり、もし使用されていた場合には、撤去費用がかかります。
天候
天候により工事が延長され、追加料金が発生する場合もあります。
業者の選定
解体業者によって料金が異なるので、複数の業者から見積もりを取ることが大切です。
これらの様々な要因に基づいて、作業の時間と手間が増えれば、解体費用は高くなります。しかし、具体的な見積もりは個々の場合によって異なります。
2・相続した家を解体するメリット・デメリット
・メリット
再利用可能な土地
解体することで、空き地が得られます。この土地を活用して新しい建物を建てたり、売却しやすくなる可能性があります。
老朽化や安全上の問題、管理負担から解放
相続した家が老朽化していたり、安全上の問題がある場合、解体することでその問題から解放されます。また、住まない家を相続すると管理負担が生じます。定期的に清掃をしたり修理などのメンテナンスをしなくて大丈夫になります。特に、相続した土地がご自身の住居から遠い場合には、更地にした方が管理はしやすいと思います。
価値向上
解体して更地にすることで、土地の価値が向上する可能性があります。特に古い建物がある場合は、更地の方が魅力に感じ、価値が高くなることがあります。
・デメリット
解体費用
解体するには費用がかかります。(費用は上記で説明)
固定資産税が高くなる
住宅が建っている土地には、特例が適用され、固定資産税が最大6分の1になります。建物を解体すれば、この特例の適用を受けられなくなり、固定資産税は高くなってしまいます。売却が難航し、長い期間、納税義務者であり続ける場合は、負担になるでしょう。
現状のまま売れる可能性も
最近は古家のリノベーションも需要があり、古家付を安く購入し、自分でリフォームしたり、古民家カフェなどに改装して、地業を始める方もいらっしゃいます。
家を相続したが、どうしたらよいのか・・・?とお悩みの方、まずは、弊社にご相談ください。
私たち「サンウッド」は、越前市を中心に不動産売却を行っています。
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